2013年9月18日水曜日

こんばんは

和田です!

台風ちゃんが秋を引き連れてきましたね!
涼しいな〜

夏になると読みたくなる小説を紹介したので、
今回は秋になると読みたくなる小説をば!

吉本 ばななさんの
「キッチン」

あらすじをざっくりはなすと
両親を亡くして祖母と二人暮らしの大学生、櫻井みかげという子の話なんですが
ある日祖母も亡くなってしまいみかげは独り身になります。その後同じ大学に通う、母(性別は男)と二人暮らしの田辺雄一という少年の家に居候させてもらうことになり、3人で日々を過ごしていくといった内容です。

とにかく言い回しが面白い!!

みかげが祖母と暮らしてた家を出て、何週間か後にその家を掃除しに行くわけなんですが、その時に「家具たちがそっぽを向いている」と言うわけです。

なんと美しく時間の経過を表してるんだ!!
と感動しましたよわたくし。

ほかにも心に残るシーンがたくさんあるんですが、強いてゆうならば
最後のシーンで
みかげが旅行先の伊豆からi市(結構遠いっぽい)までタクシーで雄一にカツ丼を届けるシーンがあるんです!

これだけ聞くとワケわかんないでしょうけど、この行動がこの物語の全てを集約してるなぁと思ったんです!

読めばわかります!
気になった方はぜひ!